XEROTTA

SYSTEM MAINTENANCE / HW・OS・MW・AP

正常な状態を守り、保ち続ける。

機器が動くことだけでなく、必要な業務が想定どおりに使える状態へ。HW・OS・MW・APをつなげて点検・更新・復旧・改善を行い、システムの安定した利用を支えます。

UNDERSTAND THE SERVICE

保守とは?

保守とは、システムの「正常な状態を守って、保つ」ことです。故障した部分を直すだけでなく、故障や性能低下を防ぐ点検、更新、調整を行い、異常時には正常な状態へ戻します。何を正常とするかは、稼働・性能・データの整合・セキュリティ・復旧可能性といった業務上の条件を決めて判断します。

01

守る:不調を予防する

劣化、容量不足、証明書の期限、既知の不具合、更新の必要性を点検。計画的な対応で、障害になる前の変化を捉えます。

02

保つ:必要な状態を維持する

承認された更新・設定調整を試験し、業務への影響を確認して適用。構成・手順・復旧手段も最新の状態にそろえます。

03

戻す:異常から復旧する

影響を切り分け、部品交換、切り戻し、復元、修正などを選びます。動作とデータを確認し、同じ不調を繰り返さない改善につなげます。

MAINTENANCE COVERAGE

HW・OS・MW・APの保守対象。

代表的な機器・ソフトウェア・業務システムを層ごとに整理しています。製品名は対象をイメージするための例です。実際の対応可否は、版・構成・契約・保守期限・権限・部品供給などを確認して判断します。

HW / MAINTENANCE TARGETS

ハードウェアの保守

物理機器、電源、通信・保存の装置を対象にします。部品・現地交換はメーカー保守や保守会社との契約・供給状況を確認します。

サーバー・計算機

  • ラック/タワー/ブレードサーバー
  • Dell PowerEdge
  • HPE ProLiant
  • Lenovo ThinkSystem
  • ワークステーション

ストレージ・保存装置

  • NAS/SAN
  • NetApp
  • Dell PowerStore/PowerVault
  • HPEストレージ
  • Synology/QNAP
  • RAID・HDD・SSD
  • テープ装置

ネットワーク

  • ルーター・L2/L3スイッチ
  • Cisco Catalyst
  • Juniper EX
  • HPE Aruba Networking CX
  • 無線LANアクセスポイント
  • ロードバランサー
  • VPN装置

セキュリティ機器

  • ファイアウォール
  • Fortinet FortiGate
  • Palo Alto Networks NGFW
  • UTM・ネットワーク認証装置

電源・周辺機器

  • UPS(APC/Eaton等)
  • PDU
  • ラック・配線
  • PC・ノートPC
  • プリンター・複合機
  • 会議端末・周辺機器

正常を保つために行うこと

  • 稼働、温度、電源、ファン、ディスク、リンクの状態確認
  • 障害兆候、冗長構成、設定バックアップ、保守期限の確認
  • ファームウェア更新の適用条件と影響の確認
  • 交換・現地対応の手配と交換後の動作確認

クラウド・SaaSは、管理できる範囲を確認します。

物理機器や基盤を提供者が保守する場合でも、お客様側のID・設定・データ・アプリ・外部連携の管理は残ります。提供者の責任範囲と利用者側の管理範囲を分けて保守を設計します。

KEEP A KNOWN GOOD STATE

「動いた」で終わらせず、正常を確かめる。

  1. 01 / 基準を決める

    業務の成功条件、性能、データ、更新状態、復旧手段を定義。

  2. 02 / 点検する

    状態と変化を確認し、必要な予防・更新・修正を選ぶ。

  3. 03 / 安全に変更する

    検証、承認、作業時間、切り戻しの条件をそろえて実施。

  4. 04 / 業務で確認する

    稼働とデータを照合し、台帳・手順・次の点検に反映。

MAINTENANCE EXAMPLES

層をまたいで、正常な状態を保つ。

以下はXEROTTAが作成した想定事例です。実在企業の導入実績や、効果を保証する数値ではありません。

想定事例 01 / HW/OS/バックアップ

ディスクの予兆から、交換と復元確認へ

導入前の課題

サーバーでディスクの異常兆候が発生。稼働中の業務への影響と交換手順の判断が必要。

進め方

  1. 構成・冗長状態・バックアップの取得状況を確認
  2. メーカー保守と交換手順・作業時間・切り戻し条件を調整
  3. 合意した手順で交換し、再構築とOS状態を確認
  4. 業務動作・データとバックアップを確認して記録を更新

残すもの

  • 機器と保守契約の確認
  • 交換・確認記録
  • 再発時の手順と台帳更新

正常・改善をどう確認するか

正常なディスク構成、業務の読書き、バックアップ取得を確認します。予兆があっても無停止交換できるとは限りません。

想定事例 02 / OS/MW/AP

OSとミドルウェアの更新を段階適用する

導入前の課題

更新が先送りされ、アプリの互換性や再起動時の影響が分からない。

進め方

  1. 対象版・依存関係・バックアップ・更新内容を確認
  2. 検証環境で代表的な業務と連携を試験
  3. 承認した時間帯に段階適用し、停止・切り戻し条件を管理
  4. 稼働・ログ・性能・業務結果を確認し手順を更新

残すもの

  • 適用対象・影響の整理
  • 試験結果・実施計画
  • 適用と切り戻しの記録

正常・改善をどう確認するか

更新の適用状態だけでなく、認証・接続・帳票・バッチなどの業務結果を確認します。

想定事例 03 / MW/AP

データベースとジョブの状態を整える

導入前の課題

DB容量の増加と夜間ジョブの遅延で、始業時に最新データを使えないことがある。

進め方

  1. 容量・ログ・処理時間・ロック・後続依存を確認
  2. 保管・削除方針と改善候補を整理し、検証する
  3. 承認された容量・設定・ジョブの変更を実施
  4. 処理件数と完了時刻を照合し、バックアップ・復元を確認

残すもの

  • 容量・性能の調査結果
  • 変更・データ保管の方針
  • 処理結果と復元試験の記録

正常・改善をどう確認するか

合意した締切までに処理が終わり、必要なデータが整合して利用できるかで評価します。

想定事例 04 / AP/MW/クラウド・SaaS連携

外部APIの変更に業務アプリを対応させる

導入前の課題

SaaSのAPI仕様変更により、社内アプリの連携が停止するおそれがある。

進め方

  1. 変更告知、利用API、認証、データ項目への影響を確認
  2. 検証環境で修正し、正常・失敗・再送を試験
  3. リリースを承認し、段階切替と戻し方を用意
  4. 本番の処理結果・重複・欠落を照合し監視と手順を更新

残すもの

  • 影響範囲・対応方針
  • 改修・試験結果
  • 切替・確認・再処理手順

正常・改善をどう確認するか

APIの応答成功だけでなく、業務データが正しく反映され、失敗を担当者が追跡できることを確認します。

FAQ

保守のよくあるご質問

監視や運用と保守はどう違いますか?

監視は状態の観測・異常検知、運用は日々の業務を継続するための作業、保守は正常な状態を維持・復旧するための点検・更新・修正などです。実務では連続して行うため、担当と引継ぎ条件をまとめて設計します。

一覧の製品はすべて一律に保守できますか?

一覧は保守対象を整理するための代表例です。製品・バージョン・構成・契約・アクセス権・部品供給・開発元の対応条件を確認したうえで、引受可能な範囲をご案内します。全製品・全バージョンへの対応を保証する一覧ではありません。

メーカー保守とXEROTTAの保守はどう分担しますか?

部品交換や製品固有の修正は、メーカーや開発元の契約に基づく場合があります。状況の把握、一次切り分け、連絡・調整、更新計画、作業後の業務確認などを含め、誰がどこまで実施するかを個別に決めます。

サポートが終了した製品も対象になりますか?

調査・移行計画・可能な範囲の運用支援を検討しますが、修正提供や部品調達、動作保証が得られない場合があります。現在の状態、必要な復旧手段、代替策、更新・移行の優先順位を確認して対応範囲を判断します。

クラウドやSaaSにも保守は必要ですか?

提供者が基盤を保守していても、お客様が管理する設定・ID・データ・連携・アプリなどには管理が必要です。IaaS・PaaS・SaaSの形態と契約によって責任範囲が異なるため、提供者の担当部分と利用者側の担当部分を確認します。

停止せずに更新できますか?

構成、冗長化、製品、変更内容によります。影響と停止の必要性を確認し、検証、作業時間帯、利用者への案内、切り戻し手順を決めます。すべての作業を無停止で実施できるとは限りません。

不具合修正と機能追加は同じ保守範囲ですか?

期待している動作への復旧、予防的な更新、環境変更への適合と、新しい機能の追加は分けて整理します。作業内容、改修権限、試験、費用・期間を確認し、合意した範囲で進めます。

出典・参考情報

サービスの説明は当社が作成しています。対象と責任分担の整理には、以下の公開資料を参考にしています。

XEROTTA SUPPORT

保守する対象と、正常の基準をそろえる。

現状が整理できていない段階からご相談ください。
対象・役割・対応時間・費用・提供条件を確認し、実施する範囲を個別にご案内します。