
Conclusion
この記事の結論
収集を固定5分周期に変え、測定時刻と保存時刻から遅延の発生箇所を追えるようにしました。
収集処理の成功は「データを取得できた」という結果です。監視したい値の新しさは「その値がいつ測定されたか」で決まります。保存時刻だけを現在時刻で更新すると、古い測定値でも新鮮に見えるので、取得、測定、保存を分けて観察します。
今回の対応
10月28日、135回の取得が正常に終わっていた一方で、測定時刻が古くなり遅延警告が出た事例を調査しました。処理終了後に5分待つため実行間隔が伸びており、時刻を基準に5分周期で起動する方式へ変更しました。
5分待つ処理が5分周期にならない理由
処理が終わってから5分待つ方式では、実際の開始間隔は「処理時間+5分」です。例えば処理に40秒かかれば開始間隔は5分40秒で、回を重ねると予定時刻からずれます。これは仕組みを示す例です。今回の観測では収集成功が135回続く一方で遅延警告が出ており、時計上の5分刻みに合わせる方式に変更しました。
状況別の判断と次の対応
| 観察した状態 | そこから判断できること | 次に確認すること |
|---|---|---|
| 取得は成功・測定時刻が古い | 古い値を正常に取得した可能性 | 測定時刻と現在時刻の差を見る |
| 測定は新しい・保存が遅い | 収集後の処理や保存が関係する可能性 | 測定から保存までの差を見る |
| 各回で開始が少しずつ後退 | 待機時間と処理時間が累積し得る | 予定時刻と実際の開始を並べる |
修正の評価範囲
本番反映したイメージで82件のテストが成功しました。今後の運用では成功件数に加え、測定時刻の経過時間と予定からのずれを見ます。通知の設定を調べる場合も、警告の条件が成立することと、メールが届くことは別の試験です。
- 01測定・取得・保存の時刻を分ける
- 02開始間隔が伸びる理由を計算する
- 03固定周期と鮮度の両方を観測する
確認結果で判断期待どおり → 結果を記録して完了期待と異なる → 止まった手順と結果を整理し、担当者へ確認
