
Conclusion
この記事の結論
部分取得を削除と誤認せず、同名の資産を区別できるように台帳側を更新しました。
複数の収集元を使う資産台帳では、ある一覧に一時的に現れないだけで資産を消すと、通信障害が廃棄記録に変わってしまいます。逆に、同じ表示名が付いた別の資産を一つにまとめると、版や最終確認時刻が別の機器に引き継がれます。どちらも台帳の「現在値」だけを見ていると判別しにくい問題です。
今回の対応
10月28日、資産台帳のアプリに同期元と取得時刻を記録し、公式版との照合状態を示す処理を反映しました。部分取得で返らなかった資産を削除扱いにせず、表示名だけを根拠に同一資産へ統合しないようにしました。
更新・保留・照合待ちの分け方
各値に同期元、取得時刻、その収集が完全だったかを結び付けます。部分取得で見えなかった行は保留にし、同名でも識別に必要な根拠が揃うまで統合しません。製品の公式版に関する情報も、手元で観測した版とは別の欄に置くと「最新版を知っている」と「更新を確認した」の取り違えを防げます。
状況別の判断と次の対応
| 観察した状態 | そこから判断できること | 次に確認すること |
|---|---|---|
| 一部だけ取得できた | 見えなかった資産の状態は不明 | 前回値と取得範囲を保持する |
| 別の収集元に同名の資産 | 同一資産とは確定しない | 同期元と識別情報を照合する |
| 公式版と台帳の版が異なる | 比較に使える情報がある | 実機の観測日を確認して更新対象を判定する |
配備後に確かめること
10月28日に反映したのはアプリ側です。実データでの定期収集を開始するときは、最初の成功件数だけでなく、取得対象の範囲、除外や失敗、最後に観測できた時刻を残します。処理の実装完了と継続的なデータ収集の開始は別の日付で追跡できます。
- 01資産に同期元と取得時刻を付ける
- 02部分取得と全件取得を分ける
- 03公式版との照合と実データ収集を個別に確認する
確認結果で判断期待どおり → 結果を記録して完了期待と異なる → 止まった手順と結果を整理し、担当者へ確認
