1. 現行環境を見える化
アプリ・サーバー・データ・利用者・接続先と、業務上の依存関係を整理します。
CLOUD / MIGRATION
システムを移し、 業務が続くところまで。
事前の棚卸しから試行・切替、業務とデータの確認まで。移行の流れと、準備すべきことを具体的に解説します。
01 / ABOUT
社内サーバーや別の環境で動いている業務システム・データを、Azureで利用できる状態へ移すことです。データをコピーするだけでなく、認証、通信、外部連携、監視、バックアップと担当者の運用まで移行対象として整理します。
Azure Migrateなどで対象環境の評価と移行方式を検討します。サーバーとデータベースでは適用する手段・対応条件が異なるため、対象OS・製品バージョン・依存関係を確認します。
すべてを一度に移す必要はありません。移す・残す・置き換える・廃止する対象を分け、業務上の優先順位と停止可能時間に合わせて順序を決めます。
02 / IMAGE
現行環境の評価から、小規模な試行、データ移行、本番切替、安定稼働の確認へ進みます。以下は一般的な流れです。実際の同期方式や切替手順はシステムごとに設計します。
現行で業務を継続
棚卸し・バックアップ
試行・データ同期
更新停止と切替の判断
業務・データを照合
安定稼働・受入・引継ぎ
アプリ・サーバー・データ・利用者・接続先と、業務上の依存関係を整理します。
テナントとサブスクリプション、管理グループ・リソースグループ、Azure RBAC、仮想ネットワーク、ログ・予算の管理方法を決めます。Entra IDと既存AD、DNS、拠点接続の役割を混同しないよう整理します。
代表システムで機能・性能・接続を確認し、移行所要時間と切戻し手順を実測します。
必要な更新停止と最終同期を行い、接続先を切り替えます。利用部門の確認を受け、安定稼働後に旧環境の扱いを判断します。
03 / PREPARE
まず『何を満たせば移行成功か』を業務部門と決めます。性能、許容停止時間、失ってよいデータの時間範囲、復旧にかけられる時間、受入担当者を明確にします。
OS・アプリ・データベースのバージョン、容量、負荷、通信、DNS、証明書、認証、定期処理、外部サービスとライセンスを棚卸しします。
テナントとサブスクリプション、管理グループ・リソースグループ、Azure RBAC、仮想ネットワーク、ログ・予算の管理方法を決めます。Entra IDと既存AD、DNS、拠点接続の役割を混同しないよう整理します。通常時だけでなく、移行期間の二重稼働、データ転送、バックアップ、ログ、サポートの費用を試算します。
バックアップの取得・復元試験、差分同期、切替時刻、判定期限、切戻し条件、責任者を決めます。切替後に新環境で更新したデータの戻し方も確認します。
停止案内、問い合わせ先、利用者テスト、操作変更、当日の連絡網、作業と承認の役割をそろえます。
04 / VERIFY
Windowsサービス、ドメイン認証、名前解決、共有フォルダー、業務アプリ、ライセンス認証、拠点からの通信を移行前の基準と照合します。
『ログインできる』『サーバーが起動した』だけでは完了としません。実際の業務の流れで、受入基準と移行前の結果を照合します。
検索・登録・更新・帳票・メール・外部連携・定期処理を確認します。件数・合計・重要レコードやファイルの整合性を、対象に合った方法で照合します。
通常時と繁忙時の応答、処理時間、容量、エラーを比較します。想定外の稼働・転送・ログ料金がないか、初期の利用費用を確認します。
通知が担当者へ届くこと、一次対応の手順、バックアップからの復元、緊急時の連絡・判断を確認します。
残課題と監視期間を合意して引き継ぎます。旧環境はデータ保管・切戻し・契約の条件を満たした後に、承認を得て廃止します。
05 / CAUTIONS
移行の可否や停止時間は、アプリの対応条件、データ量、回線、同期方式によって変わります。無停止・無改修・必ず安くなるといった前提で進めず、試行で確認します。
古いOS、専用機器、固定IP依存、製品の持込条件を確認します。クラウドのサービス名が似ていても、設定・挙動・責任範囲が同じとは限りません。
旧・新の両環境で同じデータが更新される状態を避けます。切替後の更新データを失わず戻す方法と、戻せる期限を定めます。
拠点回線の遅延、通信制限、データの保存要件、管理者権限、公開範囲を確認します。移行のために恒久的な広い権限や不要な公開設定を残しません。
クラウド側と自社・支援会社の担当を明確にします。料金通知は自動的な支出停止とは限らず、監視・予算・見直しを継続します。
06 / CASES
公開済みの支援例から、移行計画と運用・復旧の考え方を確認できます。掲載内容の範囲を超える実績や効果を示すものではありません。
課題:サーバー更新が迫る一方、アプリ間の依存関係や停止できる時間が整理されていない。
支援範囲、進め方と参考費用を事例ページで確認できます。
課題:バックアップの成功表示は見ているが、実際に業務を再開できるか試していない。
支援範囲、進め方と参考費用を事例ページで確認できます。
顧客名や特定につながる情報は掲載していません。事例の台数・人数・参考費用には試算用の想定条件が含まれ、実際の顧客規模・契約金額・確定見積を表すものではありません。
07 / FAQ
対象アプリ、データベース、同期方式、回線条件によります。停止を短くする方法は検討できますが、無停止を一律には保証できません。リハーサルで最終同期と切替の所要時間を確認します。
対応OS・アプリ・ライセンス・通信条件を確認します。そのまま移す方法と、サービスを置き換える方法では、改修や検証の範囲が異なります。移行せず残す選択肢も含めて整理します。
切戻し方法を事前に設計し、検証します。切替後に新環境で更新したデータをどう扱うかが重要です。戻す判断者、期限、データの戻し方を決めてから本番切替へ進みます。
必ず下がるとは限りません。通常時の利用料に加え、二重稼働、データ転送、バックアップ、ログ、ライセンス、運用支援の費用を含めて比較します。
現在のサーバー・アプリ・データ量、構成図、利用者、停止できる時間、希望時期、困っている点を分かる範囲でお知らせください。資料が十分でない場合は棚卸しから相談できます。パスワードなどの秘密情報は送らないでください。
XEROTTA SUPPORT
業務要件と現行環境を確認し、構成・権限・通信・データ・試験・引継ぎを整理します。監視、バックアップ、変更、費用管理まで見据え、必要な範囲を合意して進めます。
製品・サービスの全機能への対応を一律に約束するものではありません。対象、成果物、期間、費用、対応時間、作業と判断の責任分担を個別に確認します。
確認日:2026年10月28日。サービスの仕様・提供地域・契約条件は導入時にも最新情報を確認します。選定・運用の観点は、公式情報を踏まえて整理しています。