01 / IT FOUNDATION
この講座で、何をできるようにするか。
Linuxの演習環境で位置・対象・権限を確認しながら、ファイル検索、ログ抽出、プロセス観察を再現可能な手順にする。
目安24時間。説明・調査・演習・成果物作成・レビューを含む学習計画です。本文を読むだけでこの時間の実習を完了したことにはなりません。進み方と経験に応じて調整します。
学習目標と確認ポイント詳しく見る
- WindowsとLinux、シェルの入口を説明し、環境確認メモを作る。
- ディレクトリとファイルを扱うを説明し、ファイル操作記録を作る。
- ユーザー・所有者・権限を説明し、権限の設定前後表を作る。
- プロセス・サービス・環境変数を説明し、プロセスと変数の実験記録を作る。
- 標準入力・出力・エラーとパイプを説明し、ログ抽出結果を作る。
- 検索・ログ調査・手順の再現を説明し、再現可能なログ調査手順書を作る。
ブラウザーで本文・アニメ・問題を確認できます。実機演習は会社が用意した学習環境を使い、Python・Linux・Git・DB等の準備状況を確認してから進めます。
Python・SQL・ログ・架空パケット表・テスト・APIのスターターと説明書を同梱しています。APIは認証・認可等を受講者が追加する未完成の学習用で、公開用完成品ではありません。
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02 / IT FOUNDATION
仕組みを理解し、手を動かして確かめる。
WindowsとLinux、シェルの入口
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学習ブロック 1 / 目安4時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)
OSはファイルやプロセスなどを管理します。シェルは入力したコマンドを解釈してプログラムを実行する入口です。PowerShell、コマンドプロンプト、Bashは文法や道具が異なります。同じ文字列がどの環境でも同じに動くと考えず、今どのシェルでどこにいるかを確認します。
用意したLinux環境でpwd、whoami、lsを実行し、OS・シェル・現在位置・ユーザーを記録する。Windowsでは担当者が準備したWSL等を使う。
前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。
ディレクトリとファイルを扱う
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学習ブロック 2 / 目安4時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)
pwdで現在位置、lsで内容、cdで移動、mkdirでフォルダー作成という基本を使います。相対パスは現在位置によって対象が変わります。スペースを含むパスは引用符で囲み、ワイルドカードが何へ展開されるかを考えます。
演習キットの中だけでwork/outputを作り、サンプルログをcpでコピーしてheadやtailで読む。元のサンプルと作業用コピーを区別する。
前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。
ユーザー・所有者・権限
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学習ブロック 3 / 目安4時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)
Linuxの基本の権限では所有者・グループ・その他についてr、w、xを考えます。ディレクトリのxはたどることに関わるなど、ファイルと意味が異なります。chmodの数値は4、2、1の組合せとして読み、読めない原因を何でも777で解決しようとしません。
自分で作った演習ファイルにchmod 640を設定し、ls -lで所有者と権限を読む。誰のどの操作を許すかを言葉で説明する。
前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。
プロセス・サービス・環境変数
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学習ブロック 4 / 目安4時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)
ps等で実行中の処理を観察し、PIDとコマンドを対応させます。サービスの起動・停止や自動起動は管理の対象です。環境変数は実行環境へ値を渡す方法ですが、シェルの変数との違いや適用範囲があります。秘密情報を表示して報告書へ貼り付けないようにします。
自分で起動した短い待機プロセスのPIDを調べ、終了を観察する。演習用APP_MODEだけを設定して子プロセスから値を読む。
前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。
標準入力・出力・エラーとパイプ
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学習ブロック 5 / 目安4時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)
標準出力は通常の結果、標準エラーはエラー等を伝える経路です。パイプは前のコマンドの標準出力を次の標準入力へつなぎます。リダイレクトの>は既存ファイルを上書きし得るため、出力先と追記>>を区別します。
grep ERROR logs/app.log | sortを実行して抽出し、件数をwc -lで数える。結果は新規のoutput/errors.txtへ保存し、元データが変わらないことを確認する。
前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。
検索・ログ調査・手順の再現
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学習ブロック 6 / 目安4時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)
findはファイル名や条件で対象を探し、grepは文字列を探す道具として使い分けます。エラー行だけでは前後の文脈を失うこともあります。実行した場所、コマンド、終了状態、結果の見方を記録し、第三者が同じサンプルで再現できる手順にします。
findで.logを探し、grep -nで行番号を付け、エラーの前後を確認する。わざと存在しないパスも指定し、エラーと0件を区別する。
前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。
Linuxの演習フォルダーでログを調べる
pwd ls mkdir -p output grep -n ERROR logs/app.log grep ERROR logs/app.log | wc -l find . -name '*.log' head -n 2 logs/app.log tail -n 2 logs/app.log 期待:ERRORは3件。validation、duplicate、db_unavailableが各1件。 権限の演習は自分で作るコピーを対象: cp logs/app.log output/my-log.txt chmod 640 output/my-log.txt ls -l output/my-log.txt 読む:所有者rw、グループr、その他なし。元のログは変更しない。
03 / IT FOUNDATION
仕事のアニメ:OSとコマンド操作を考える。
新人・アオイさんと先輩・ミナトさんの会話で、「OSとコマンド操作」を学びます。最初の場面は「コマンドを貼り付ける前に、何を確認しますか?」。何を確かめ、どう対応するかを順に見ていきましょう。
コマンドを貼り付ける前に、何を確認しますか?
約12秒ごとに場面が切り替わります。再生中も一時停止でき、「前へ」「次へ」で自分のペースで読めます。最終場面で停止します。
アニメの内容をまとめて文章で読む
1. 実行前に確認する
アオイ:コマンドを貼り付ける前に、何を確認しますか?
学習ポイント:実行前に確認する
2. 現在位置・対象・出力先
ミナト:現在位置、環境、対象、出力先をそろえよう。
学習ポイント:現在位置・対象・出力先
3. ログ抽出と前後の情報
アオイ:grepでエラーだけ出せても、前後の情報が必要な場合があるのですね。
学習ポイント:ログ抽出と前後の情報
4. 標準エラーと抽出0件
ミナト:そう。標準エラーと抽出0件も別の状態だ。
学習ポイント:標準エラーと抽出0件
5. 権限を広げすぎない
アオイ:権限エラーは、全員へ書き込みを許可して直すものではないのですね。
学習ポイント:権限を広げすぎない
6. 必要な権限と操作記録
ミナト:必要な人に必要な操作だけ許し、手順と結果を残そう。
学習ポイント:必要な権限と操作記録
04 / IT FOUNDATION
演習を完成させ、成果物をレビューする。
演習1
Linuxの演習フォルダーで検索・コピー・権限設定を行い、履歴を記録する。
- 対象・環境・入力データ・期待結果を記録する。
- 上の解説と各ブロックの実習手順を使って作業する。
- 結果を期待と比較し、違いがあれば条件を一つずつ確かめる。
- 成果物・再現手順・分かったこと・未確認を残してレビューする。
演習2
サンプルログからERRORと特定IDの行を抽出し、前後の文脈も報告する。
- 対象・環境・入力データ・期待結果を記録する。
- 上の解説と各ブロックの実習手順を使って作業する。
- 結果を期待と比較し、違いがあれば条件を一つずつ確かめる。
- 成果物・再現手順・分かったこと・未確認を残してレビューする。
演習3
別の人に同じ手順を実行してもらい、現在位置など不足情報を補う。
- 対象・環境・入力データ・期待結果を記録する。
- 上の解説と各ブロックの実習手順を使って作業する。
- 結果を期待と比較し、違いがあれば条件を一つずつ確かめる。
- 成果物・再現手順・分かったこと・未確認を残してレビューする。
正しい用語で説明できるか/入力と結果が対応しているか/正常だけでなく失敗する条件も扱ったか/他の人が再現できるか/残る課題を隠していないか。
05 / IT FOUNDATION
確認問題:答えより、理由を説明する。
全5問。選ぶと解説が表示されます。何度でも選び直せます。
回答済み 0 / 5問
06 / IT FOUNDATION
成果物を残し、理解と未確認を分ける。
架空データを使い、根拠と結果を自分の言葉でまとめます。回答とメモは自動保存・外部送信しません。残したい内容はコピーするか、成果物ファイルへ記入してください。
07 / IT FOUNDATION
説明・実装・記録を、一つの成果へつなげる。
Linuxの演習環境で位置・対象・権限を確認しながら、ファイル検索、ログ抽出、プロセス観察を再現可能な手順にする。
- 環境確認メモ
- ファイル操作記録
- 権限の設定前後表
- プロセスと変数の実験記録
- ログ抽出結果
- 再現可能なログ調査手順書
08 / IT FOUNDATION
