01 / IT FOUNDATION
この講座で、何をできるようにするか。
ブラウザーから予約が保存されるまでの機器・OS・アプリ・DB・ネットワークの関係を、一枚の構成図で説明する。
目安6時間。説明・調査・演習・成果物作成・レビューを含む学習計画です。本文を読むだけでこの時間の実習を完了したことにはなりません。進み方と経験に応じて調整します。
学習目標と確認ポイント詳しく見る
- 層を分けて捉えるを説明し、役割付きの構成図を作る。
- クライアントとサーバーを説明し、通信の方向が分かる図を作る。
- 画面が表示されるまでを説明し、表示までの流れ図を作る。
- データの持ち方を説明し、状態遷移のメモを作る。
- 自社運用とクラウドを説明し、責任範囲の比較図を作る。
- 構成図と調査の入口を説明し、レビュー済み構成図を作る。
ブラウザーで本文・アニメ・問題を確認できます。実機演習は会社が用意した学習環境を使い、Python・Linux・Git・DB等の準備状況を確認してから進めます。
Python・SQL・ログ・架空パケット表・テスト・APIのスターターと説明書を同梱しています。APIは認証・認可等を受講者が追加する未完成の学習用で、公開用完成品ではありません。
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02 / IT FOUNDATION
仕組みを理解し、手を動かして確かめる。
層を分けて捉える
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学習ブロック 1 / 目安1時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)
CPUやメモリなどのハードウェアの上でOSが資源を管理し、アプリが業務処理を行います。DBはデータの保存や検索などを担い、ネットワークが機器間の通信をつなぎます。各層は協力して動き、画面のエラーが必ず画面側の問題とは限りません。
端末・OS・ブラウザー・通信・API・DBをカードにして配置し、役割を一文ずつ書く。
前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。
クライアントとサーバー
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学習ブロック 2 / 目安1時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)
クライアントは依頼する側、サーバーはサービスを提供する側という関係です。同じ機器が別の通信ではクライアントになることもあります。APIサーバーがDBへ問い合わせるときは、DBから見ればAPI側が依頼者です。
画面→API、API→DBの2つの通信に、依頼と応答の矢印を両方描く。
前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。
画面が表示されるまで
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学習ブロック 3 / 目安1時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)
URLの解釈、名前解決、接続、TLS、HTTPの応答、HTMLやCSSなどの表示処理を区別します。キャッシュなどにより毎回同じ通信を繰り返すとは限りません。DNSでIPが分かっても、後続の接続やWeb処理の成功までは保証されません。
Web表示までの処理を順番に並べ、各段階で起こり得る失敗を一つ書く。
前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。
データの持ち方
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学習ブロック 4 / 目安1時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)
画面の入力中データ、サーバー上の一時データ、DBへ確定したデータは別です。送信したつもりでも、検証エラーや通信失敗で保存されていない場合があります。利用者へ成功を表示する時点を、保存の結果と整合させます。
予約入力・送信・検証・保存・完了表示の状態を分け、保存前の失敗時に表示すべき内容を書く。
前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。
自社運用とクラウド
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学習ブロック 5 / 目安1時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)
機器を自社で持つか、仮想マシンや管理サービスを利用するかで担当範囲が変わります。クラウドへ配置しても、アプリの不具合やデータの扱いまで自動で適切になるわけではありません。提供範囲・可用性・復旧・費用を比較します。
同じ予約システムを自社サーバーと管理サービスへ置く2案で、管理する人と作業を色分けする。
前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。
構成図と調査の入口
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学習ブロック 6 / 目安1時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)
構成図には名前だけでなく、通信方向、役割、境界、外部サービス、保存先を示します。細部をすべて一枚へ詰めず、説明相手に必要な粒度を選びます。分からない接続は推測で描かず未確認と明示します。
初めて見る人に構成図を説明してもらい、矢印や保存先が読み取れなかった点を修正する。
前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。
03 / IT FOUNDATION
仕事のアニメ:ITシステムの全体像を考える。
新人・アオイさんと先輩・ミナトさんの会話で、「ITシステムの全体像」を学びます。最初の場面は「画面の予約ボタンが反応しません。すぐDBを直すべきですか?」。何を確かめ、どう対応するかを順に見ていきましょう。
画面の予約ボタンが反応しません。すぐDBを直すべきですか?
約12秒ごとに場面が切り替わります。再生中も一時停止でき、「前へ」「次へ」で自分のペースで読めます。最終場面で停止します。
アニメの内容をまとめて文章で読む
1. 反応しない場所を調べる
アオイ:画面の予約ボタンが反応しません。すぐDBを直すべきですか?
学習ポイント:反応しない場所を調べる
2. 画面・通信・API・DB
ミナト:画面、通信、API、DBのどこまで進んだかを分けよう。
学習ポイント:画面・通信・API・DB
3. APIが依頼する場合
アオイ:APIからDBへ問い合わせるときは、APIが依頼者なのですね。
学習ポイント:APIが依頼する場合
4. クライアントとサーバー
ミナト:そう。クライアントとサーバーは通信の関係として捉える。
学習ポイント:クライアントとサーバー
5. クラウドでも残る責任
アオイ:クラウドに置いても、この関係と責任は残るのですね。
学習ポイント:クラウドでも残る責任
6. 構成図で調査を整理
ミナト:役割と矢印を描けば、調べる場所と未確認を整理できる。
学習ポイント:構成図で調査を整理
04 / IT FOUNDATION
演習を完成させ、成果物をレビューする。
演習1
Web表示の構成図にDNS・TLS・HTTPを別の段階として付ける。
- 対象・環境・入力データ・期待結果を記録する。
- 上の解説と各ブロックの実習手順を使って作業する。
- 結果を期待と比較し、違いがあれば条件を一つずつ確かめる。
- 成果物・再現手順・分かったこと・未確認を残してレビューする。
演習2
予約が保存されるまでの状態を5段階で説明する。
- 対象・環境・入力データ・期待結果を記録する。
- 上の解説と各ブロックの実習手順を使って作業する。
- 結果を期待と比較し、違いがあれば条件を一つずつ確かめる。
- 成果物・再現手順・分かったこと・未確認を残してレビューする。
演習3
自社運用とクラウドの2案を比較する。
- 対象・環境・入力データ・期待結果を記録する。
- 上の解説と各ブロックの実習手順を使って作業する。
- 結果を期待と比較し、違いがあれば条件を一つずつ確かめる。
- 成果物・再現手順・分かったこと・未確認を残してレビューする。
正しい用語で説明できるか/入力と結果が対応しているか/正常だけでなく失敗する条件も扱ったか/他の人が再現できるか/残る課題を隠していないか。
05 / IT FOUNDATION
確認問題:答えより、理由を説明する。
全5問。選ぶと解説が表示されます。何度でも選び直せます。
回答済み 0 / 5問
06 / IT FOUNDATION
成果物を残し、理解と未確認を分ける。
架空データを使い、根拠と結果を自分の言葉でまとめます。回答とメモは自動保存・外部送信しません。残したい内容はコピーするか、成果物ファイルへ記入してください。
07 / IT FOUNDATION
説明・実装・記録を、一つの成果へつなげる。
ブラウザーから予約が保存されるまでの機器・OS・アプリ・DB・ネットワークの関係を、一枚の構成図で説明する。
- 役割付きの構成図
- 通信の方向が分かる図
- 表示までの流れ図
- 状態遷移のメモ
- 責任範囲の比較図
- レビュー済み構成図
08 / IT FOUNDATION
