01 / BUSINESS MANNERS
何のために行い、どう行動するかを学ぶ。
仕事で知った情報は、自分だけの持ち物ではありません。顧客、同僚、会社が預けた情報を、必要な仕事のために、必要な範囲で扱います。便利さや親しさだけで共有を広げず、迷ったら確認する姿勢が信頼につながります。
学習目標と確認ポイント詳しく見る
- 情報を扱う目的・共有相手・許可された方法を確認できる。
- 画面・書類・会話・SNSでの漏えいを想像できる。
- 不審な依頼やリンクに、立ち止まって確認できる。
- 紛失・誤共有の疑いを、隠さず早く報告できる。
基本を読み、アニメで場面を追い、具体例と練習で考えます。最後に、自分の仕事に置き換えた実践メモを書きましょう。
音声はありません。回答と入力は外部へ送信せず、自動保存もしません。ページを閉じると消えます。記載の会話・会社・人物は学習用の架空の例です。実務では職場の規定や担当者の案内を確認してください。

02 / BUSINESS MANNERS
まず、判断の土台をつくる。
1. 目的・相手・範囲を、共有の前に確認する
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自分が見られることと、他の人へ渡してよいことは同じではありません。公開情報、社内限定、顧客情報、個人情報など、職場の分類と扱いを確認します。名前を消しただけで公開できるとは限りません。
例:研修資料に顧客の実例を入れる前に、利用の許可と加工のルールを確認します。部署名、時期、画面の組合せから分かる情報にも注意します。
2. 承認された道具と保存先を使う
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仕事のファイルを、私用メール、個人のクラウド、許可のないチャットへ移しません。外部AIや翻訳サービスも、入力情報の扱いと職場の利用ルールを確認してから使います。
「早く要約したい」場合も、顧客名や社内資料を許可のないサービスへ貼り付けません。利用可能な道具と入力できる情報の範囲を担当へ確認します。
3. 画面・書類・会話を、見聞きされる場から考える
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席を離れるときは端末をロックし、紙資料は定められた場所へ保管します。会議室、受付、移動中、飲食店では、画面や会話が関係のない人に届かないか考えます。
顧客名を伏せても、案件の特徴や場所で特定されることがあります。公共の場では機密の会話や資料閲覧を避けるなど、職場のルールに従います。
4. 不審な依頼は、別の確認経路で確かめる
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急な振込、パスワードや確認コードの要求、予定外のファイル送信などは、そのメッセージだけで判断しません。表示名や文章が知人に見えても、普段から使う連絡先や公式な窓口で確認します。
「急いで」「内緒で」と言われても、確認や承認を省きません。メッセージ内の連絡先だけを使うと、相手が用意した先へつながる可能性があります。
5. SNSと写真は、背景や位置情報まで考える
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職場の写真には、画面、名札、書類、ホワイトボードが映ることがあります。個人の投稿でも、勤務先や顧客に関する内容は職場のルールを確認します。本人の許可なく同僚の写真や事情を公開しません。
公開前に「誰の情報が含まれるか」「投稿する権限があるか」「背景から何が分かるか」を確認します。削除後も、コピーやスクリーンショットが残ることがあります。
6. 疑いの段階でも、決められた担当へ報告する
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端末の紛失、誤った共有、不審なリンクを開いた場合は、自分だけで解決しようとせず、職場の緊急手順に従います。確認した事実、時刻、対象、実施したことを伝えます。
パスワードや確認コードを報告用チャットへ書かないでください。端末操作や証拠保全の方法は担当の指示に従い、記録を消して隠さないようにします。
自分が相手の立場なら、どの情報があれば安心して次の行動へ進めるでしょうか。六つの基本から、すぐに使えそうなものを一つ選び、理由を言葉にしてください。
03 / BUSINESS MANNERS
仕事のアニメ:判断と行動の流れを追う。
架空の新人・アオイさんの場面です。最初の困りごとから、確認、相談、対応までを順に見ます。相手を責めるのではなく、次に何を確認し、どう伝えるとよいかに注目してください。
「ミナトです。至急、顧客一覧をこの新しい共有先へアップしてください」
約12秒ごとに場面が切り替わります。再生中も一時停止でき、「前へ」「次へ」で自分のペースで読めます。最終場面で停止します。
アニメの内容をまとめて文章で読む
1. 急な依頼が届く
相手:「ミナトです。至急、顧客一覧をこの新しい共有先へアップしてください」
表示名は知人ですが、共有先は見慣れない場所です。急ぎという言葉だけでは正当な依頼と判断できません。
2. すぐ送らず整理
アオイ:「顧客情報です。目的と共有先、利用許可を確認してから対応しよう」
仕事の依頼でも、情報を渡す権限と方法を確認します。
3. 別の経路で確かめる
アオイ:普段から使っている社内連絡先で、ミナトさんへ依頼の有無を確認します。
届いたメッセージ内の連絡先だけを使わないことが大切です。
4. 本人は依頼していない
ミナト:「その依頼は送っていません。情報を送らず、担当窓口へ知らせてください」
なりすましの疑いが分かりました。情報を送らなかったことで拡大を防げました。
5. 決められた窓口へ報告
アオイ:「10時15分に顧客一覧の送付依頼が届きました。本人への確認で依頼していないことが分かりました。ファイルは送っていません」
確認した事実と実施状況を伝えます。機密情報を不用意に複製しません。
6. チームで共有する
ミナト:「注意喚起は担当から行います。問い合わせは指定窓口へお願いします」
個人が全社へ未確認の情報を拡散するのではなく、適切な担当を通じて共有します。
言い方と行動を、具体例で比べる。詳しく見る
04 / BUSINESS MANNERS
例文をそのまま使うだけでなく、相手、時刻、対象、権限を自分の場面に置き換えてください。敬語の形だけでなく、仕事が進む情報があるかを確かめます。
外部サービスで要約したい
行き違いが起きやすい例
社内の顧客資料を、そのまま私用のAIサービスへ貼り付ける。
目的に沿って整えた例
「この資料を要約する際に使える承認済みの道具と、入力してよい情報の範囲を確認したいです」と担当へ相談する。
便利さと、入力情報の扱いを分けて考えます。匿名化だけで許可されると決めつけません。
席を離れる
行き違いが起きやすい例
「すぐ戻るから」と顧客画面を開いたままにする。
目的に沿って整えた例
画面をロックし、紙資料を定められた場所へ片づけてから離席する。
短い離席でも、関係のない人に見られる可能性を減らします。
05 / BUSINESS MANNERS
日常の例:集まりの写真を投稿したい
職場の形式がなくても、相手を尊重し、必要なことを確認する考え方は共通です。仕事で学んだことが、日常のどんな場面につながるか考えてみましょう。
友人との写真をSNSへ投稿したくなりました。背景には名札と郵便物が映っています。
約12秒ごとに場面が切り替わります。再生中も一時停止でき、「前へ」「次へ」で自分のペースで読めます。最終場面で停止します。
アニメの内容をまとめて文章で読む
1. 写真を選ぶ
日常の場面:友人との写真をSNSへ投稿したくなりました。背景には名札と郵便物が映っています。
顔だけでなく、背景の情報にも目を向けます。
2. 許可を確かめる
日常の場面:写っている人へ投稿の可否を聞き、公開する範囲を確認します。
撮影への同意と、不特定多数への公開の同意は別です。
3. 不要な情報を除く
日常の場面:住所や名札が分かる写真は使わない、切り取るなどの方法を考えます。
加工しても、他の手がかりから分かる情報が残る場合があります。
4. 公開前に考える
日常の場面:今後も広く見られてよいか迷うなら、投稿を保留して相談します。
一度公開した情報は、削除だけで完全に回収できるとは限りません。
06 / BUSINESS MANNERS
場面を読んで、対応を選ぼう。
全3場面です。選択後に、理由と適切な対応が表示されます。選び直せます。正解の番号ではなく、判断の理由を理解しましょう。
迷いやすいことを、整理する。詳しく見る
07 / BUSINESS MANNERS
社内なら誰にでも共有できますか?
いいえ。社内でも、担当と目的に応じた範囲があります。見られる権限と、再共有する権限を区別し、迷ったら責任者へ確認します。
怪しいリンクを開いてしまいました。
自分だけで安全だと決めず、職場の緊急窓口へ速やかに報告します。いつ、何を開き、入力やダウンロードをしたかを伝え、次の操作は手順や担当の指示に従います。
誰にも見られていなければ、報告しなくてよいですか?
見られたか不明な場合も、判断に必要な事実を担当へ伝えます。個人で「影響なし」と結論づける前に、調査と対応の手順を確認します。
08 / BUSINESS MANNERS
確認問題:理由まで説明できるかな?
全5問です。各問で一つ選ぶと解説が表示されます。学習のための確認であり、会社の人事評価や正式な修了認定には使いません。
回答済み 0 / 5問
09 / BUSINESS MANNERS
自分の仕事で使う、実践メモをつくる。
これから起こりそうな場面を一つ選び、行動を具体化しましょう。実際の顧客情報、個人情報、秘密情報、パスワードは入力しないでください。
入力は自動保存されません。残したい場合は、自分でコピーしてください。コピー機能を利用できない環境では、表示されたまとめを選択してコピーできます。
行動に移す前の確認
10 / BUSINESS MANNERS
小さな確認を、仕事の信頼につなげる。
仕事で知った情報は、自分だけの持ち物ではありません。顧客、同僚、会社が預けた情報を、必要な仕事のために、必要な範囲で扱います。便利さや親しさだけで共有を広げず、迷ったら確認する姿勢が信頼につながります。
- 情報を扱う目的・共有相手・許可された方法を確認できる。
- 画面・書類・会話・SNSでの漏えいを想像できる。
- 不審な依頼やリンクに、立ち止まって確認できる。
- 紛失・誤共有の疑いを、隠さず早く報告できる。
実践メモから一つ選び、次の仕事で試してください。終わったら「相手に伝わったか」「次に何を変えるか」を振り返りましょう。
