XEROTTA

新入社員の学び / IT初級者 / 講座13

IT FOUNDATION / COURSE 13

サーバー・クラウド・コンテナ

仮想マシンとコンテナの違い、IAM・通信・保存・費用を整理し、演習アプリの実行環境を再現する。

アニメと具体例手順付き演習成果物とレビュー解説付き確認問題

まずは、図でつかもう

1 / 4

アプリ・実行環境・基盤・管理の関係を整理しています。コンテナはクラウド専用ではなく、手元のPCや自社のサーバーでも動かせます。

01 / IT FOUNDATION

この講座で、何をできるようにするか。

仮想マシンとコンテナの違い、IAM・通信・保存・費用を整理し、演習アプリの実行環境を再現する。

目安24時間。説明・調査・演習・成果物作成・レビューを含む学習計画です。本文を読むだけでこの時間の実習を完了したことにはなりません。進み方と経験に応じて調整します。

学習目標と確認ポイント詳しく見る
  • 物理機・仮想マシン・コンテナを説明し、実行方式の比較図を作る。
  • クラウドの提供範囲と責任を説明し、責任分担表を作る。
  • IAMとネットワーク設定を説明し、権限・通信の設計表を作る。
  • Dockerfileと実行設定を説明し、コンテナ実行手順を作る。
  • 設定・秘密情報・永続化を説明し、設定台帳と保存設計を作る。
  • 配置・片付け・費用を説明し、配置・費用・片付け手順書を作る。
開始前の準備

ブラウザーで本文・アニメ・問題を確認できます。実機演習は会社が用意した学習環境を使い、Python・Linux・Git・DB等の準備状況を確認してから進めます。

演習ファイルを先に準備する

Python・SQL・ログ・架空パケット表・テスト・APIのスターターと説明書を同梱しています。APIは認証・認可等を受講者が追加する未完成の学習用で、公開用完成品ではありません。

共通演習キットをダウンロード
サーバー・クラウド・コンテナの学習内容を表した仕組みのイメージ図

02 / IT FOUNDATION

仕組みを理解し、手を動かして確かめる。

1. 物理機・仮想マシン・コンテナ2. クラウドの提供範囲と責任3. IAMとネットワーク設定4. Dockerfileと実行設定5. 設定・秘密情報・永続化6. 配置・片付け・費用

物理機・仮想マシン・コンテナ

詳しく見る

学習ブロック 1 / 目安4時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)

仮想マシンは仮想化された機器上でOSを動かす構成、コンテナはOSの機能などでプロセスを分離して動かす構成として捉えます。イメージは実行の元となる定義や内容、コンテナはそこから作る実行単位です。コンテナを起動すればデータ保存も自動で永続になるとは限りません。

具体例と実習手順

同じアプリをPC、仮想マシン、コンテナで動かす場合のOS・プロセス・保存先を描く。

残す成果物:実行方式の比較図

前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。

クラウドの提供範囲と責任

詳しく見る

学習ブロック 2 / 目安4時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)

仮想マシン、管理DB、ストレージ等では提供者が管理する範囲が異なります。サービスの稼働を利用する側でも、アカウント、権限、データ、設定、監視の責任は残ります。クラウドを選ぶ前に必要な機能と制約を整理します。

具体例と実習手順

予約APIとDBをどのサービスへ置くかを仮定し、管理する人と確認項目を表にする。

残す成果物:責任分担表

前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。

IAMとネットワーク設定

詳しく見る

学習ブロック 3 / 目安4時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)

IAMは誰がどの資源へ何をできるかを扱います。人用・アプリ用の権限を分け、必要な操作に絞ります。公開範囲、受信ポート、DBの接続経路を構成図に示し、インターネットからDBへ直接入れる前提にしないようにします。

具体例と実習手順

利用者、管理者、アプリの3主体に必要な操作を割り当て、不要な権限を削る。

残す成果物:権限・通信の設計表

前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。

Dockerfileと実行設定

詳しく見る

学習ブロック 4 / 目安4時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)

Dockerfileにはイメージの作り方、Compose等にはコンテナの実行条件を記述します。ポートの公開先、環境変数、ボリューム等を明示し、実行環境を他の人も再現できるようにします。ライブラリやベースイメージの更新と検証も管理します。

具体例と実習手順

キットのDockerfileを読み、COPY、WORKDIR、USER、CMDの役割を説明する。承認済みDocker環境でビルドと起動を確認する。

残す成果物:コンテナ実行手順

前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。

設定・秘密情報・永続化

詳しく見る

学習ブロック 5 / 目安4時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)

環境ごとに異なる設定と、公開してはいけない秘密をコードから分離します。秘密をDockerfileやGit履歴へ埋め込まないようにします。DBをコンテナ内へ置くだけでは削除時に失う構成があるため、永続化とバックアップを別に設計します。

具体例と実習手順

設定一覧に公開可否と供給元を付け、DBの保存先と再起動後の保持を確認する。

残す成果物:設定台帳と保存設計

前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。

配置・片付け・費用

詳しく見る

学習ブロック 6 / 目安4時間(説明・調査・演習・記録・レビュー)

配置後は起動状態だけでなく、アクセス、権限、データ保持、監視を確認します。クラウドの無料枠も条件・期間・対象があり、実際の課金を一律ゼロとは扱いません。演習ではまずローカルで再現し、クラウド利用時には上限・通知・削除する資源を決めます。

具体例と実習手順

構築、確認、停止、復元、片付けの順に手順を書き、残るディスクや公開先も一覧で確認する。

残す成果物:配置・費用・片付け手順書

前提・操作・観察結果・理由・未確認を分けて残します。手順を他の人に説明し、同じ入力で同じ結果になるか確認してください。

コンテナの起動と保存先を確認する

承認済みDocker環境の演習フォルダーで:
docker compose build
docker compose up -d
docker compose ps
curl -i http://127.0.0.1:8788/health
docker compose logs
docker compose down

compose.yamlはホスト側127.0.0.1に公開し、DBは名前付きボリュームへ保持する例。
確認:停止・再起動後のデータ、ログ、公開範囲、残るボリューム。
ボリュームの削除は保存データを失うため、再利用するか確認して片付ける。
この教材作成時のDocker/クラウドでの実機実行は未検証。

03 / IT FOUNDATION

仕事のアニメ:サーバー・クラウド・コンテナを考える。

新人・アオイさんと先輩・ミナトさんの会話で、「サーバー・クラウド・コンテナ」を学びます。最初の場面は「仮想マシンは仮想化された機器上でOSを動かす構成、コンテナはOSの機能などでプロセスを分離して動かす構成として捉えます。」。何を確かめ、どう対応するかを順に見ていきましょう。

物理機・仮想マシン・コンテナ1 / 6
アオイ

仮想マシンは仮想化された機器上でOSを動かす構成、コンテナはOSの機能などでプロセスを分離して動かす構成として捉えます。

学習ポイント:実行方式の比較図

約12秒ごとに場面が切り替わります。再生中も一時停止でき、「前へ」「次へ」で自分のペースで読めます。最終場面で停止します。

アニメの内容をまとめて文章で読む

1. 物理機・仮想マシン・コンテナ

アオイ:仮想マシンは仮想化された機器上でOSを動かす構成、コンテナはOSの機能などでプロセスを分離して動かす構成として捉えます。

学習ポイント:実行方式の比較図

2. クラウドの提供範囲と責任

ミナト:仮想マシン、管理DB、ストレージ等では提供者が管理する範囲が異なります。

学習ポイント:責任分担表

3. IAMとネットワーク設定

アオイ:IAMは誰がどの資源へ何をできるかを扱います。

学習ポイント:権限・通信の設計表

4. Dockerfileと実行設定

ミナト:Dockerfileにはイメージの作り方、Compose等にはコンテナの実行条件を記述します。

学習ポイント:コンテナ実行手順

5. 設定・秘密情報・永続化

アオイ:環境ごとに異なる設定と、公開してはいけない秘密をコードから分離します。

学習ポイント:設定台帳と保存設計

6. 配置・片付け・費用

ミナト:配置後は起動状態だけでなく、アクセス、権限、データ保持、監視を確認します。

学習ポイント:配置・費用・片付け手順書

04 / IT FOUNDATION

演習を完成させ、成果物をレビューする。

演習1

仮想化とコンテナの境界を図へ描く。

  1. 対象・環境・入力データ・期待結果を記録する。
  2. 上の解説と各ブロックの実習手順を使って作業する。
  3. 結果を期待と比較し、違いがあれば条件を一つずつ確かめる。
  4. 成果物・再現手順・分かったこと・未確認を残してレビューする。

演習2

承認済みの環境でコンテナを起動し、localhost公開と保存先を確認する。

  1. 対象・環境・入力データ・期待結果を記録する。
  2. 上の解説と各ブロックの実習手順を使って作業する。
  3. 結果を期待と比較し、違いがあれば条件を一つずつ確かめる。
  4. 成果物・再現手順・分かったこと・未確認を残してレビューする。

演習3

クラウド利用案の権限・費用・削除対象をレビューする。

  1. 対象・環境・入力データ・期待結果を記録する。
  2. 上の解説と各ブロックの実習手順を使って作業する。
  3. 結果を期待と比較し、違いがあれば条件を一つずつ確かめる。
  4. 成果物・再現手順・分かったこと・未確認を残してレビューする。
レビューで確かめること

正しい用語で説明できるか/入力と結果が対応しているか/正常だけでなく失敗する条件も扱ったか/他の人が再現できるか/残る課題を隠していないか。

05 / IT FOUNDATION

確認問題:答えより、理由を説明する。

全5問。選ぶと解説が表示されます。何度でも選び直せます。

回答済み 0 / 5問

06 / IT FOUNDATION

成果物を残し、理解と未確認を分ける。

架空データを使い、根拠と結果を自分の言葉でまとめます。回答とメモは自動保存・外部送信しません。残したい内容はコピーするか、成果物ファイルへ記入してください。

07 / IT FOUNDATION

説明・実装・記録を、一つの成果へつなげる。

仮想マシンとコンテナの違い、IAM・通信・保存・費用を整理し、演習アプリの実行環境を再現する。

  • 実行方式の比較図
  • 責任分担表
  • 権限・通信の設計表
  • コンテナ実行手順
  • 設定台帳と保存設計
  • 配置・費用・片付け手順書

08 / IT FOUNDATION

公式資料・確認先