良質な失敗は大きな成功を生む

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よく、ピンチはチャンスって事を言う方いらっしゃいます。でも、ピンチはピンチですからね?って言うようにしています。でも、失敗は成功の基となる考え方はその通りだと思うんです。

 

最近、オペレーションミスが重なって、従業員がへこんだりしているのを見て、よくよく内容を見ていると、多くのオペレーション業務を抱えているわけで、その中の1件のオペレーションミスって、そりゃ人間ミスしない人なんていないんだから、そりゃ問題ないさ。って思うわけなんですよ。ただ、それは世の中がアナログな時代だったら、そこまで影響がないので良いのですが、デジタルな世の中になると、一つの操作で多くの人に影響が出てしまうので、効率よくなるって事は、ボタン一つで効率良く情報流出にもなるので、許されるわけがないのです。ここがデジタルな世界の怖いところ。

 

「失敗が許されない」という中で仕事をするのって、お医者さんとか銀行員とかが代表される事だと思うのですが、取返しがつかないという意味だと、医者の手術とかですよね。時には10時間連続で手術したりするわけで、精神的に強く集中力がないとできないと思うのですが、IT業界でも一つのオペレーションが取返しのつかない状況に遭遇するわけで、手術と一緒のような状況でもあるわけです。精神的な負担は大きいです。

この精神的負担に慣れる事を訓練する事で、システムメンテナンス等でサーバを再起動したり、コマンドを打ち込んでエンターキーを押す事ができるようになりますし、この強い精神状態に到達した人は、ほぼ全員なんらかの大きな失敗をしているか、身近で失敗を見ていますよね。

 

だから、どの作業でも下準備をしっかりして、マニュアルを作成し、チェックシートを準備して進めるわけです。

要するに、良質な失敗をした人は、より大きな事をモノにする事ができる事になるわけです。

どうにか、皆さん落ち込まないように、この局面をポジティブに乗り越えていってほしいです。

良質な失敗の裏側には、大きな成功が隠れています。

これを繰り返せる人だけが、IT業界で成功していけます。だから、若い時の失敗は多い方が良いと思います。

 

ネガティブにならずに、突破できる事を陰ながら祈り続けます。