報連相の徹底と1日2つまでの会議

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コロナウィルス感染が蔓延する中で、自粛を推進する会社が増えました。当社も自粛を推進している会社になりますが、これによって会議を開催する事が容易になり、出社や退社も容易になりました。ここまでは非常に良い流れになったなと思います。ただ、困った事が発生しました・・。

(1)在宅勤務になった事で、プロジェクト進捗が見えなくなってしまっている。

(2)会議が容易になった事で、一日に何個も会議が開催される。

という問題に直面しています。

(1)に関する問題は、
各自の仕事の進捗が、顔を合わせてリアルに仕事をしていたときは、相手が芳しくない顔をしていれば、声をかけたりしてお互いに助け合うことができましたが、在宅になるとそうもいかない。しかも、相手が仕事を完了したかどうかをお互いに把握せずに相手が退社(TeamsやZoomのログアウト)をしてしまった場合、進捗がわからなくなります。ここで一番重要で簡単な解決方法は、在宅ワークでの「報連相の徹底」です。

在宅ワークでは、仕事の進捗が見えずらく、適切な仕事分量になっているか分かりません。仕事している仲間が、仕事量が多すぎて対応しきれない為に、静かに鬱になってしまう事も考えられます。そうなると、仕事そのものが立ち行かなくなります。なので、プロジェクトの進捗を仕事仲間全員で把握できるように、報連相の徹底をするようにすべきです。

(2)に関する問題は、
その人が、今日どれだけの会議をこなしているのかを把握するようにした方が良いです。通常、打ち合わせはカレンダーにスケジュールされていますので、相手のカレンダーが共有されていれば、それを確認すればどれだけ会議をこなしているか把握できます。また、会議というものは、

・事前準備(会議で使う資料やアジェンダ作成等)
・会議本番
・事後対応(議事録を仕事仲間へ共有する等)

これが完了した後に、会議の中で宿題となった事を対応します。これを時間で整理してみると、

・事前準備 1時間
・会議 1時間
・事後対応 1時間
・宿題対応 1時間

となり、少なく見積もっても4時間は必要になります。1日8時間の労働時間を考えると、会議を2回までにしておかないと、残業になるか会議後の対応を明日に持ち越さなければなりません。

逆に、1日の会議を3回以上実施してしまうと、次の会議までに宿題が終わっていない状態が発生し、これが重なると会議を開催しても、物事が進まない状態が発生します。

なので、ここで一番重要なのは、その人の会議参加を2回までにする事で健全な状態を保たせる事が大事です。

 

昨今、在宅勤務によるリモートワークが増えてきた中で、問題が見えてきましたのでシェアしました。

もちろん、これを解決する為のシステム(サービス)を作っていく必要があるとも思います。

最近、コロナウィルス蔓延を抑える為に、在宅勤務が多くなっていますが、この問題を整理したサイトがありましたので、シェアしておきます。