消費行動と投資行動について

 | 広報

当社の従業員・これから入社される方に対して、消費と投資に関して教育をしたいと思います。

 

まず、経済学では、お金の使い方は「消費」と「投資」の2種類が存在すると学びます。

 

すごく難しく考えている方もいると思いますので、簡単に説明すると

 

・「消費」→自分の欲求を満たす為の行為

・「投資」→次に繋がる為の行為

 

となります。

 

小さい頃から、「これなんの為にやるの?」と考えて動く人は、一見面倒な人に感じますが、実は今自分が行動している事に対して、消費行動なのか投資行動なのかを判断して動いているとも言えます。

 

逆に、なにも考えずに親や学校の先生・先輩や上司から指示された事を考えずに行動している人は、その行動が消費行動なのか投資行動なのか分からずに行動しているわけです。そうすると、指示する人が消費行動型の人であった場合、その人の欲求を満たす為に利用されてしまう事に気がつきません。

 

例えば、先輩から「彼女とデートがあるから、この仕事やっといてくれない?」と言われた場合、先輩の「彼女とデートしたい」という欲求を満たす為に依頼された仕事であった場合は、消費行動になります。ただし、その仕事が自分の将来の為に経験しておかないといけない仕事であった場合は、投資行動になります。

 

要するに、効率よく最短距離で自分が成長し、自分が希望する将来に前進する為には、行動するほとんどが投資行動である必要があります。

 

例えば、上司から仕事を指示された場合、その仕事がやった事のない仕事で、自分の将来に繋がる仕事であれば、失敗を恐れず、成功するまで何度も指示された仕事を率先して対応する必要があります。逆に、指示された仕事が、過去何度も成功している仕事であれば、それはあなたが実施する仕事ではなく、自分の部下や、その仕事をやった事がない人にチャレンジさせないといけないです。

 

人はプロフェッショナルになる為に、3年〜5年は継続して一つの仕事に向き合わないといけないと言われていますが、仕事によってはそこまで継続しなくても学習できる仕事もあります。

 

あなたが行動することが消費行動なのか投資行動なのかを見極めて、推進する事を心がけるようにして下さい。