LGBT(LGBTQ)という新常識を考える

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LGBTとは、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称。

 

最近は、さらに若い方の中では、LGBTQという言い方をするそうで、実際に若い方々と話をしてみると、学校の中ではLGBTの人が堂々と学生生活を楽しんでいるそうです。昭和時代の私たちは、女子学生がミニスカートになっただけでも驚いていたので、衝撃の大きさは計り知れません。

 

さて、今回はLGBTもしくはLGBTQの方々に対する色々な法整備が進んでいく中で、この方々は自然と年を重ねていくわけで、そのうち高齢になっていくわけですが、こういう状況の中で、どのような需要が発生し、どのような供給が必要であるのかを考えないといけないと思うわけです。

 

これは、LGBTQに限らず、新しいカタチがどんどん生み出されていく現代社会において、例えばYouTuberの方々が高齢になった場合にどういう需要があったら安心してYouTuberを継続できるのか。また、テレワークで仕事をする事が普通になった今、テレワークで仕事をされている方の高齢化やテレワークでの人事評価なども需要が出てくるでしょう。

 

そういう事を考えていく時、新しい常識に対するサービスを検討する必要がある事に気がつきます。さらに、そこから私たちIT企業がどのような効率の良いモノを供給できるのかを考えていかないといけないわけです。

 

LGBTQという新しい常識一つをとっても、最低限の生活要素である「衣料」「食料」「住居」「医療」というモノサシで考えてみると、

 

「衣料」・・・中間的衣装や大柄な体型に対する女性衣料の提供等 ○

「食料」・・・LGBTによって変わる事はあまりない ×

「住居」・・・トイレやお風呂などの共有化等 △

「医療」・・・性転換などに対する保険適用を検討する等 ◎

 

こういうものを提供していく必要が出てくるでしょう。

 

そして、こういうリアルなモノをどうマッチさせていくのか?これをLGBTQの方々とモノを作るメーカーとの情報マッチングとコミュニケーションインフラを構築していくのが、私たちがやるべき使命なのではないかと思います。

 

今後、実際にLGBTQの方々とお会いしてもう少し掘り下げて議論していきたいと考えています。