新入社員がミスが多い理由

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4月1日より入社された方々において、一週間が経過しましたが、やはり色々な側面で単純なミスをする方が多いなと思います。ただ、今回入社した方が特に作業ミスが多いわけではないのですが、毎回新入社員がミスが多い理由はなんなのか?をきちんと深堀りをして解決していく必要があるわけなので、管理職向けとして記載しておきたいと思います。

まず、作業ミスというのは、色々な原因がありますが、新人だからミスするとか先輩だからミスしないという事ではないという事をまず理解しておいてほしいです。

先輩がミスをする原因は、「慣れ」から来るミスが多いと思います。慣れからミスするとはどういう事かと言いますと、「自分は間違えるはずがない」とか「何度も実施しているから、確認なんか必要ない」という傲りからミスが発生するわけなのですが、新人がミスをする原因は、「注意する事が多すぎる」がゆえに、ミスが多発するのです。

新人は、新人教育を受けた際に、その会社のルールや周囲の関係者に対する気遣い、そして作業を覚える事や作業を間違えないようにする事など、たくさんの「注意する事」が出てくるわけです。

「注意する」という行動は、注意しないといけない箇所が少なければ少ないほど注意力が高まりますが、注意しないといけない箇所が多くなってしまうと、注意力が散漫する事になり、一つ一つの作業に対する注意力が低下し、ミスが発生しやすい状況が発生してしまいます。

なので、先輩社員が新人を指導する際に重要なのは、新人が作業をする際は、注意するポイントをできるだけ少なくしてあげる環境にしてあげる事。そして、横から「きちんと確認したの?」「きちんと確認して!」等を作業している新人に対して執拗に色々と言い始めないようにする事が重要です。

新人の作業ミスは、人間性に問題がない限り、「注意する事が散漫する事で起こる」という事を理解して、教育をしていきましょう!