人生において意味ある何か

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高齢化やグリーン革命において、これからの社会はストレス社会になると唱えている人がいる。ダボスで行われた世界経済フォーラム(ダボス会議)に登壇した各国政府高官や専門家の発言だ。グリーン革命というのは、化石燃料を使った社会システムを、クリーン燃料(太陽力、風力、水力、潮力、地熱)を利用した社会へ変革することです。SDGsに掲げられている中にもある。

ダボス会議での発言に関して、真偽を確認する為にネットで検索してみると、世界の高齢化は確かに進んでいきそうである。

高齢化社会は日本だダントツだと思っていたが、以外と韓国の方が高齢化が進んでいくような推移になっている。韓国の高齢化の加速度は、2021年あたりから急激に加速するよう。

 

 

なぜ韓国がこれほどまでに高齢化社会になるのかという答えは、主要国の出生率を見ると分かる。他国と比べて、子供が生まれていない。日本は韓国より出生率が高いので、ゆくゆく韓国が日本を追い抜いて高齢化に入っていくわけだ。そうすると、BTSをはじめとするエンターティンメントで世界に韓国の存在を知らしめる事ができるのは、ここ10年くらいが限界なのかもしれない。

 

では、少子化率はどうなのだろうか。直近のデータは見当たらなかったが、ネットで検索すると出てくる。

これを見ると、世界的に少子化になっている事が分かる。あれだけ人口が多いというイメージであった中国でさえ出生率は低下している。低下率が低いのは、フィリピンとバングラディッシュだ。どうりでコンビニやファーストフード店での外国人は、バングラディッシュ人とフィリピン人が多いわけだ。

これらのデータを見る限り、言える事は「世界的な少子高齢化時代に入っている」という事だ。

ダボス会議でストレス社会に入るという真意は、面倒を見る高齢者が増加しているのに、これを支える働く人口は減少している。だから、今までの社会と比較して何倍もの力で経済を動かさないといけないというストレスがあるという事である。

 

そこで登場するのが、コンピューター化(RDP、Chatbot、AI、DX)。ここを私達は作り上げる必要がある。

ただ、コンピュータ化するまでの間は、ストレス状態が継続されてしまう。ここを軽減する為の社内的な施策を実施できるかどうかが、今後を左右する事になるだろう。

あとは、若い世代(18歳~30歳)と高齢者世代(60歳以降)をどのような形で継続した働き手となっていただくか。そして、コンピューター化に興味がない人々をどのようなスキルで現代の仕事に合わせていくのか。これが今後の課題だと感じている。

 

これから、私達が向かう先のヒントがここに隠れているように思う。

明確な目的意識を持った会社になる為に、「人はただ仕事がしたいだけではない。人生において意味ある何かを手にしたいのだ」という意味をきちんと理解したい。