「攻め」と「守り」の両立へ

間接部門の増強と、「攻め」と「守り」の両立へ
こんにちは。Xerotta株式会社 代表の内匠屋です。
今回は、当社の組織体制の強化についてお話ししたいと思います。
当社はこれまで、事業の拡大を最優先に取り組んできました。
新しいお客様とのお取引、自社サービスの開発、エンジニアの採用、オフィスの増設など、会社を前へ進めるための投資を積極的に行い、多くの挑戦を続けてきました。
一方で、今回の経験を通じて、経営として大きな反省点もありました。
それは、「前へ進むこと」に多くの経営資源を投入する一方で、会社を支える基盤づくりへの投資が十分ではなかったということです。
現在、当社の間接部門(経営企画・総務・管理部門)は6名体制で運営しております。
しかし、この数か月間で新たに入社した社員も多く、実務を十分に理解し、自律的に業務を遂行できるまでには一定の時間が必要な状況でした。
さらに、既存メンバーの休職が重なったこともあり、限られた人員で多くの業務を担う状況となっていました。
その中で、
- オフィスの増設
- 自社サービスの拡大(ストックビジネス化)
- 技術部門・営業部門の増員
- プライバシーマーク監査への対応
- ISMS監査への対応
- 社内規程・運用ルールの全面的な整備
など、多くの重要プロジェクトが同時に進行していました。
こうした状況の中で業務の優先順位を調整する過程において、労働者派遣事業に係る事業報告書等への対応が遅れ、結果として労働者派遣事業許可の取消処分を受けることとなりました。
この件につきましては、会社として真摯に受け止めています。
また今回の経験を通じて、一つの行政手続の遅れであっても、企業の社会的信用や事業運営に大きな影響を及ぼし得ることを改めて認識いたしました。
そして何より、経営者として強く感じたことがあります。
会社は、新しいことに挑戦する「攻め」の力だけでは成長し続けることはできません。
法令に基づく各種手続、内部統制、業務の標準化、マニュアル整備、教育体制、リスク管理など、「守り」の基盤があってこそ、持続的な成長が実現できます。
今回の出来事は、その大切さを改めて教えてくれました。
これからのXerottaは、「攻め」と「守り」の両方を重視する経営へと進化していきます。
営業や技術部門への投資だけではなく、それらを支える間接部門への投資も積極的に進めてまいります。
具体的には、
- 間接部門の積極採用
- 業務ごとの役割分担・責任範囲の明確化
- 業務マニュアルの整備・標準化
- AIや各種システムを活用した業務の自動化
- 属人化の解消と複数担当制の推進
- 教育・引継ぎ体制の強化
- コンプライアンスおよび内部統制のさらなる強化
を重点施策として取り組んでまいります。
また、新しく入社した社員が短期間で業務を理解し、自信を持って活躍できる環境を整備するとともに、特定の担当者に業務が集中しない、持続可能な組織づくりを進めてまいります。
私たちが目指しているのは、一人ひとりの頑張りに依存する会社ではありません。
仕組みで品質を支え、組織で成長を支え、誰もが安心して働ける会社です。
今回の経験は決して望んだものではありませんでしたが、この経験を無駄にすることなく、会社をさらに強くするための転換点にしていきたいと考えています。
これからも、「デジタルな世界がアナログの世界を裕福にする」という経営理念のもと、お客様、お取引先様、そして社員の皆さんから、これまで以上に信頼される企業を目指し、挑戦と改善を積み重ねてまいります。
今後とも、Xerotta株式会社をよろしくお願い申し上げます。






