PREPの法則

2025.07.02 | PICLOG, 教育

PREPの法則で伝え方が変わる！〜話し下手でも説得力が増す魔法のフレームワーク〜

新人の方が作成する資料を見ると、伝え方が上手な方と改善が必要な方がいます。実は、多くのビジネスパーソンが共通して抱える「伝え方の悩み」は珍しくはないのです。そこで、知っていただきたいのが、解決してくれるシンプルな方法である PREPの法則 です。


PREPの法則とは？

PREPとは、以下の頭文字を取った伝え方のフレームワークです：

つまり、「結論 → 理由 → 具体例 → 結論」の順番で話すことで、相手にとって分かりやすく、説得力のある伝え方ができるのです。

なぜPREPが効果的なのか？

PREPは、聞き手が最も知りたい「結論」を最初に提示することで、話の軸を早くつかませることができます。そして、その後に理由や例を加えることで、話に厚みと納得感が生まれます。

これは、社内会議・プレゼン・面接・ブログ・営業トークなど、あらゆるシーンで活用できる、まさに万能の話法なのです。

実際の使い方：PREPを活用した例

たとえば、「在宅勤務を導入した方がいい」という提案をする場合：

P（結論）：
当社は在宅勤務を本格導入すべきです。

R（理由）：
なぜなら、生産性向上と従業員満足度の両方が期待できるからです。

E（具体例）：
実際、同業他社ではリモート勤務を導入した結果、集中できる時間が増えて作業効率が約20%向上したというデータもあります。また、通勤ストレスが減ることで、心身の健康にも良い影響を与えています。

P（再結論）：
したがって、当社も早期に在宅勤務を取り入れることで、競争力のある働き方改革が可能になります。

このようにPREPに沿って話すことで、相手の理解と共感を得やすくなります。

新入社員や若手にもオススメ！

PREPはとてもシンプルなので、話し慣れていない新入社員や若手社員でもすぐに実践可能です。社内報告やメール文章にも応用できるので、早いうちに身につけておくと、一生モノのスキルになります。

最後に：PREPは伝える力の第一歩

PREPは「伝える力の土台」を築くための基本です。慣れてくると自然とPREPで話せるようになります。
もし「伝え方」に迷ったら、まずはPREPに沿って考えてみてください。きっと、相手の反応が変わるはずです。