コロナウィルスがヒントになる「コロナIT」

 | 企画

STEP要約 

(1)コロナITで、3つのツールが作られている 

    感染者接触把握アプリ 

  - 3Dプリンタマスク製作 

  - オンライン授業 

(2)感染者アプリとオンライン授業は応用が考えられる 

(3)犯罪者把握アプリ、ロケ現場把握アプリ、オンライン接待、オンライン散歩

最近のコロナウィルスの状況 

 コロナウイルスの関連で、企業の柔軟な対応を取られていると思います。先日もテレビで見ましたが、銀座の飲み屋さんの固定費というのが2,000万から3,000万ぐらいあるとかですね、後はちょっとした飲食業の方々は家賃が50万とか60万あるよとかですね、後は結婚式場とかもコロナの関係で予約しているけれども、キャンセル料はどうするのかとか、後は葬儀場やお葬式をする場所はどうするのかなど色々な問題が出てきている中で、ある地域の所では商店街の借りている家賃を半額にしますという話であったり、結婚式場がキャンセルしてもキャンセル料がかからないようにしましたよという話が出てきたりとか、企業の柔軟な対応というのが色々と出てきます。 

 

 ただ家主さんがこういう配慮しても、建物を持っている人達は固定資産税や維持費がかかってくるので、半額にした所でその責任を被るのは家主さんです。国がこういう時に固定資産税の減額をしたりしていかないと、せっかく気持ちよくそのような対応をしてもらっている家主さんに対してどんどんしわ寄せが来てしまうという状況になりますので、ここは国としても考える事なのだろうなという風に思っています。 

 

 今日のニュースでもありましたが、国会議員さんの年収を減額したりという対策は取っていますが、マスクを2枚配布するだったり、30万円を個人に寄付するとか、事業をされている方に100万円、200万円を寄付するなどお話をされていますが、そういう小さな事ではなくて、それよりも所得税、住民税、固定資産税とか税金の方を抑える事にって検討していった方が良いのではないかと思います。 

 

 さて、今回メインのお話は、コロナウイルスが拡大していく中で、色々なIT技術というのが出てきています。最初はどうしたらよいのかとなってきましたが、面白いのを三つ程、最近のニュースの中からピックアップしたのでその話をしたいと思います。 

 

新型コロナウイルスの感染者と接触した可能性が分かるスマートフォン向けのアプリ 

 まず一つ目が、これから開発されるという事で日経新聞の中で出ていたのですが「感染者との接触が分かるアプリを4月中にも官民で開発します」という風な記事が出ていました。官民というのはその国の人と民間企業がという事です。共同で開発しますよという事が書いてありました。どういう事か言うと、新型コロナウイルスの感染者と接触した可能性が分かるスマートフォン向けのアプリを開発するという事です。 

 

 具体的には書かれていませんが恐らくこういう事だと思います。まず感染者がいます。感染者が自分の感染した経路というのを病院などでお話しますよね、何処の飲み屋さんへ行った、何処の飲食店へ行ったとか、何処のカラオケ店ボックスなど色々な所で感染した可能性があると思いますが、そういう所に行きましたよと密接して密集している様な所は何処に行きましたよと言うと思います。そこの場所というのが恐らく公開される訳です。匿名で公開されていく訳ですが、それと自分の歩いた履歴と照合して「あなたは恐らくここで感染している可能性がありますよ」というのが分かるようにするというアプリだと思います。そういう物を作っていくというのは一つIT化されていくという事もありますが、応用しようとすると例えば犯罪者、性犯罪者が何処でこういう事件を起したよというのがもっとそういうアプリ化されどんどん出てくるといいなと思います 

 

後はここでドラマなどのロケ地が・・とか、ここら辺でよく撮影されているよとか、此処ら辺でよく芸能人の目撃情報があるよとか、そういうポジティブな娯楽的な物もあるでしょうし、何処ら辺でお祭りが開催されているよ・・などの話です。逆に危ない話ですと性犯罪が起こった場所が此処ら辺ですよとか、放火事件があった場所が此処ら辺ですよというのを、このアプリを応用して何か作れるのではないかと思います。 

 

コロナウイルスから見えてきたコロナでのIT「コロナIT」と言っていますが、そういう物が出てくるのではないのかなというのが一つ目です。 

 

3Dプリンターでマスクを制作する事 

 あともう一つ目は、3Dプリンターでマスクを制作する事です。このマスクがなくなってきて、お手製で皆さんマスクを作られたりとか、海外から輸入されたりとか色々やっています。私は結構昔からマスクを使う人だったので、早い段階からマスクの調達に走っていて、年間分のマスクは備蓄しています。 

 

さらに、従業員用にマスクが取り寄せられないかと動いていて、順次来たら配布しようと思っています。消毒の方も日頃から消毒とかはしていたので、家の中に備蓄があって助かったというのもあります。そうしている間に3Dプリンターでマスクを制作するという・・これも一つのコロナITなのかなと思うのですが、3Dプリンターでマスクを作ってしまうという発想は、これは面白いという事でピックアップしました。 

 

 最後のもう一つは「オンライン授業」です。「オンライン○○」というのは色々と注目をしている所で、オンライン学習というのは学校が休校になる所が結構多くなってきた中で、どうやって学力を補うのかというのがやはり父兄の方からすると非常に不安材料になっています。有名大学、有名高校、有名中学、有名小学校など色々な所に受験をしようと思っている父兄の方々、この一ヶ月、二ヶ月の学力の遅れをどうするのかという風に焦っている訳です。 

 

卒業した後に入学式や卒業式もコロナウイルスの影響で無くなったりとか、凄く小さく開催されたりした中で、最初の授業が休校になったおかげで延期になっている様な状況になってきているので、オンライン授業で何処までリカバリーしていくのかというのが今強力にバックアップされているという事です。 

 

 確かに学校の授業は先生の授業と同じ様な授業を色々なクラスに行ってやるだけなので、そういう意味だとオンライン授業で一個コンテンツを作って配信しながら分からない事をチャットなどで集めて、それに対して更に追加の動画を作成して配信するというのが良いのではないか思っています。 

 

企業もそうだと思います。 

学習コンテンツは色々とあると思いますが、対面でやった方が良いのもあれば、都度読みながらやって下さいねという物もあったりもすると思いますが、読むという授業を強制的に受けさせられるという環境と、自分からその動画を見に行くという環境ではやはり腰の重さが違うのではないかというのもあって、その場に集めさせるというのが一番聞きやすいと言えば聞きやすいと思うのですが、今回のコロナウイルスの関係でそれをどうやって変えていくのかなというのが一番注目される所です。娯楽関係は自分の重い腰を持ち上げてYouTubeのYouTuberが配信している物を見に行くのはあまり重くないです。でも学習する、英語の学習や小学校や高校などの学習もそうですが、それを見に行くというのは何らかの重い腰を上げて見に行く何かがないといけないという所がやはり必要なのではないかという所です。 

 

本人が自覚して有名大学、有名高校、有名中学へ行きたいと自覚して動いていれば自分で見に行くのですが、その人達は少数派でもうちょっと中クラスとかあまり勉強が出来ない人達の底上げをしようと思ったら、その人達が自然にそういうコンテンツを見に行く様なオンライン授業、オンライン学習というのが必要なのかと思っています。 

 

 

 

 

Xerotta株式会社 企画