面接で人を見定める時の知識

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面接を実施する際に、その人の職歴等の歴史や、その人自身の受け答えを見て判断する事が多いかもしれません。ただ、目の前にいる面接者とは、たった30分〜1時間で採用を判断しなければならないので、目の前にいる面接者の奥にある情報も確認しなければなりません。むしろ、そちらの方が重要だったりします。

 

そこで今回は、人の人間形成はどういうふうに作られていっているのか?という参考記事を基に知識を共有していきたいと思います。

 

それは、「生まれと育ちはどちらが重要なのか?」という脳科学者の意見です。

 

 

 

この記事で一番のポイントは、

という2点です。

 

これは、ラットを使った実験で判明したのだそうです。

 

 

この知識を得た時、私たちはどういう形で人を見極めないといけないのか・・

それは、

という部分を確認する必要があるわけです。

 

よく関西出身の方に対して、「関西人って面白いよね!」と言っている人を多く見ますが、実はそれは「生まれ」を見ているだけで、「育ち」は見てないですよね。

 

関西人の中には、面白い人の割合が多いというのはあるかもしれませんが、オタクな方もいますし、真面目な方もいます。ワイワイ騒ぐのが好きな方もいれば静かな方もいる。人との人情を重んじる人もいれば、非人情な人もいます。

その違いは、要するに「育ち」によって変わってくるわけです。

 

最後に、この記事に書いてあった、もっとも重要な文章がありましたので、それを紹介します。

 

「ラットという動物は、子どもを舐めて育てるんですね。グルーミングをして育てる。ただ、よくグルーミングをするお母さんと、あまりしないお母さんがいる。すると、よくグルーミングされて育ったラットのほうが、透明な床の先にある餌をよく取りに行ったんです。ということは、よく子どもを舐めるお母さんがそもそもストレス耐性が高くて、それを子どもは受け継いだのか。それとも、グルーミングが大事なのか。」

 

という文章。

 

最近、ストレスに弱い人が多いと聞く事が多くなりましたが、ストレスに強い人間を生み出すには、ご両親から子供へのグルーミングが大切ですし、会社でいうと、上司から部下へのグルーミングが大事なのではないかなと感じました。